現在、企業は、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブエコノミーに代表される大きな政策的潮流への対応を迫られる一方、ビジネス環境は生成AIをはじめとする新たな技術の発展により嘗てないスピード感で変化しています。

また、EUを中心とする国際的なルールメイク競争が加速する中、日本国内においても官民連携による社会課題解決・経済成長の両立がますます求められています。

このような中、公益性と透明性を伴った形で政策提言・官民連携を推進するパブリックアフェアーズが一層強く求められており、担い手人材の育成が急務であることを実感しています。

昨年の「パブリックアフェアーズプロフェッショナル養成講座」では、法律・行政・政治など、パブリックアフェアーズの根幹をなす知識面を中心とした講義を実施しましたが、今年は「アドバンストコース」として、実践を一層重視した学びをご提供いたします。

弊協会がこれまで実際にアカデミアとともに政策を提言し、政官と膝を突き合わせての議論を行いながら進めてきたパブリックアフェアーズ活動のエッセンスをご紹介することで、受講者が自らパブリックアフェアーズ戦略を立案できるようになることを目指すものであります。

具体的には、企業の強み・経営戦略を社会課題解決に接続する着想の勘所、パブリックアフェアーズ活動において重要な「エビデンス」構築のポイント、国会議員・行政の視点から見たパブリックアフェアーズ活動の要諦、さらには政府渉外の具体事例まで、経験豊富な有識者・実務家による講義を展開いたします。また、プログラムの後半ではパブリックアフェアーズ戦略立案を実践的に体験するグループワークも予定しております。

パブリックアフェアーズ活動の実践者としてステップアップし、新しい事業創造と日本社会の課題解決に挑みたい方のご参加をお待ちしております。